今日は神戸三ノ宮のBAR IT`S(バーイッツ)が世界で愛されるシェリー酒の魅力についてご紹介させて頂きます。
皆さん、レモンハートというお酒にまつわるエピソードを扱った漫画をご存知でしょうか。
古谷三敏さんによる漫画で、2020年8月時点で累計発行部数は900万部を突破した漫画でテレビドラマ化もされた作品なのですが、縁がありその中で「シェリー酒TIO PEPE」についての語るお話しを観る事がありましたのでご紹介しようと思います。

「シェリー」酒とは
シェリー酒(Sherry)とは、スペイン南部・アンダルシア地方の限定された地域(主にヘレス・デ・ラ・フロンテーラ)で造られる、**白ワインをベースにした「酒精強化ワイン(fortified wine)」**の一種です。
通常のワインに比べてアルコール度数が高め(15〜22%)で酵母(フロール)による独特の熟成方法を持つポートワイン、マデイラワインと並ぶ世界三大酒精強化ワインのひとつです。
「シェリー酒の産地」について
シェリー酒は「シェリー・トライアングル」と呼ばれる地域でのみ生産されています。
ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ(Jerez de la Frontera)
サンルーカル・デ・バラメーダ(Sanlúcar de Barrameda)
エル・プエルト・デ・サンタ・マリア(El Puerto de Santa María)
この地域の白い石灰質土壌「アルバリサ」と温暖で乾燥した気候が、シェリーに特有のミネラル感や複雑な香りを与えます。
BAR IT`S(バーイッツ)でご提供させて頂いているTIO PEPEに関しては、ワインで近い感覚でいうと白ワインが9割を占めるフランスとドイツアルザスワインが近いような気がします。

「シェリー酒の歴史」
紀元前からのワイン文化を持つアンダルシア地方に始まり、16世紀以降はイギリスやオランダなどで人気が急拡大しました。
ウィリアム・シェイクスピアも「サック(シェリーの古称)」を愛したと記録があり、現代では国際的なワインコンペでも高評価を受け、グルメ界でも再注目を浴びています。
シェリー酒の製法と特徴
シェリーは、白ブドウ(主にパロミノ種)から造られたワインに、ブランデーを添加しアルコール度数を高めた上で、独特の熟成を行うことが最大の特徴です。
・酒精強化(fortification):発酵後にブランデーを加える。
・フロール(Flor)熟成:表面に自然発生する酵母膜でワインを覆う。
・ソレラ・システム:複数年のワインをブレンドしながら熟成する。
これらの手間をかけた製法によって、他のワインにはないナッティーな香り、塩気、酸味のバランスが生まれます。
酒精強化ワインという点は有名ですが、フローレルとソレラシステムについては私も知りませんでした。
「シェリー酒の主な種類」について
シェリーは大きく「辛口系」と「甘口系」に分かれています。
★辛口(ドライ)シェリー
・フィノ(Fino)
→ 非常にドライで軽快。TIO PEPEなどが代表格。
・マンサニージャ(Manzanilla)
→ サンルーカル地方限定。塩気があり、より繊細。
・アモンティリャード(Amontillado)
→ 酵母熟成+酸化熟成。香ばしさと酸味のバランス。
・オロロソ(Oloroso)
→ 酵母膜なしで酸化熟成。濃厚でナッティー。
★甘口シェリー
・クリーム(Cream)
→ オロロソに甘いワインをブレンド。まろやかでデザート向き。
・ペドロ・ヒメネス(PX)
→ 干しぶどうから作る極甘口。黒蜜のような濃厚さ。
・モスカテル(Moscatel)
→ モスカテル種ぶどう由来のフルーティーな甘さ。
かつて説明を受けた際、数ある名称の中でオロロソだけが強い印象を残し、記憶にとどまっていました。
あらためて調べ直してみると、シェリー酒が持つ構造や思想は、驚くほど正統的なワインの文脈に連なっていることに気づかされます。
日本でもシェリーを扱うバーが増えており、神戸・三ノ宮のバーでは「TIO PEPE」や「アモンティリャード」をグラスで楽しめる店も多くなっています。
BAR IT`S(バーイッツ)でご提供しているシェリー酒TIO PEPE(ティオ・ペペ)について

「TIO PEPE(ティオ・ペペ)」とは
「TIO PEPE(ティオ・ペペ)」は、スペイン・アンダルシア地方のヘレス・デ・ラ・フロンテーラ(Jerez de la Frontera)で生まれた、世界的に有名な辛口シェリー酒です。
そのクリーンで爽やかな味わいは、シェリーの代名詞とも言える存在であり、ワイン愛好家やバーテンダーからも高く評価されています。
「TIO PEPE」は、シェリー生産のトップブランドゴンザレス・ビアス(González Byass)社によって製造されており、その品質と伝統は150年以上の歴史を持っています。
TIO PEPEの基本情報
種類:Fino(フィノ)タイプのシェリー
アルコール度数:約15%
原産国:スペイン(ヘレス)
ぶどう品種:Palomino Fino(パロミノ・フィノ)
特徴:極めてドライ、アーモンドのような香り、フロール(酵母膜)による生物学的熟成
フロールによる独自の熟成
TIO PEPEの特徴的な味わいは、「フロール(Flor)」と呼ばれる天然酵母の膜によって生まれます。
シェリーは通常のワインと異なり、発酵後にブランデーを加えてアルコール強化(fortified)され、その後ソレラ・システムと呼ばれる熟成方式で数年〜十数年かけて熟成されます。
フロールの働き
酸化からワインを守るバリアの役割
酵母由来のナッツ香や旨味をワインに付与
酸味とミネラル感のバランスが秀逸
TIO PEPEはフロールの下で最低4年間熟成され、軽快ながらも奥深い風味が生まれます。
味わいと香り
TIO PEPEは、以下のような特徴を持っています:
香り:グリーンオリーブ、青リンゴ、アーモンド、白胡椒
味わい:キレのある辛口、ドライな舌触り、繊細な酸味
食後感:非常にクリーンでシャープ。爽やかで何杯でも飲みたくなる味
冷やして(4〜7℃)グラスで提供することで、その魅力が最大限に引き出されます。
BAR IT`S(バーイッツ)では冷やした状態をテイスティンググラスでご提供しますので温度の変化と共に変化する香りや味わいを楽しんで頂けたら幸いです。
受賞歴と評価
TIO PEPEは世界中のワインコンペティションでも数々の賞を受賞しており、その品質は折り紙付きです。
ワインスペクテーターやデキャンター誌でも常に高評価を得ており、「シェリー初心者にも安心して薦められる一本」として紹介されています。
ただ一方で、日頃からワインを嗜む方にとっては、同じ尺度で向き合うよりも、むしろワインとは異なる文脈を持つ酒として捉えたほうが、その個性を正しく味わえるように感じられます。
品質の優劣ではなく、楽しみ方の座標軸が異なる。
とここまで色々と書いてきましたが、理屈や評価はひとまず脇に置いて、まずは神戸三ノ宮のBAR IT`S(バーイッツ)でTIO PEPEを味わってみてください。
肩肘張らず、気分の赴くままグラスを傾けたりする中で、「これはこういう酒なんだな」と自然に腑に落ちる瞬間がきっと訪れます。
知識は後からいくらでもついてきますが、最初の一杯の印象だけは、その時にしか得られないものです。
今日も皆さまのご来店を、心よりお待ちしております。
森田恭通氏デザインの落ち着いた雰囲気の神戸のBAR IT`S(バーイッツ)
カウンター10席/テーブル4名様席×3
●ドリンク ¥700〜
●ウイスキー ¥700〜
●カクテル ¥800〜
●フレッシュフルーツカクテル ¥1000〜
店舗情報
神戸市中央区下山手通2-12-20-5F
三宮駅、元町駅より徒歩7分
ドンキホーテから北側へ徒歩1分
078-321-1177
19:00〜3:00(最終入店時間2:00)
年中無休
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