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月別アーカイブ: 2026年3月

三宮バー

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今週木曜日のお花です

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@its_honten

●ドリンク ¥700〜
●ウイスキー ¥700〜
●カクテル ¥800〜
●フレッシュフルーツカクテル ¥1000〜

●カウンター10席/テーブル4名様席×3

●兵庫県神戸市中央区下山手通2丁目12−20
 セゾンコート 5F
●三宮駅、元町駅より徒歩7分
●ドンキホーテから北側へ徒歩1分
●078-321-1177
●19:00〜3:00(最終入店時間2:00)
●年中無休

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ウイスキー初心者の方へーMalt(モルト)について

今日は神戸三ノ宮のBAR IT`S(バーイッツ)がウイスキーの大麦について、原点に立ち返りご紹介しようと思います。
これまで神戸三ノ宮のBAR IT`S(バーイッツ)ブログでは、産地ごとの個性や熟成年数の違い、蒸溜所ごとの哲学など、さまざまなウイスキーの魅力をご紹介してまいりました。
しかし先日、お客様からふと投げかけられた一言が、私に大切な気づきを与えてくれました。
「そもそも、ビールの麦とウイスキーの麦って何が違うのですか?」
長くこの世界に携わっておりますと、つい“知っていて当然”という前提でお話を進めてしまいがちです。ですが、ウイスキーの魅力は、原料というごく基本的な部分からすでに始まっているのです。
そこで今回から、「ウイスキー初心者の方へ」 という新たなカテゴリーを設け、あらためて原点となるお話を丁寧に綴っていきたいと思います。

ウイスキーに使われる麦とは何か

ウイスキー造りにおいて中心となる穀物は、大麦(おおむぎ)です。
なかでも特に重視されるのが「二条大麦」と呼ばれる品種です。
二条大麦とは、穂に実が二列に整然と並ぶ大麦のことを指します。
粒が大きく、内部に豊富なでんぷんを蓄える性質があり、酒造原料として極めて優れています。
ウイスキーに使われる二条大麦

ウイスキーに使われる二条大麦


ウイスキー造りにおいて重要なのは、この「でんぷんの質と量」です。
なぜなら、ウイスキーは穀物のでんぷんを糖へと変え、その糖を酵母がアルコールへと発酵させることで生まれる蒸溜酒だからです。
原料の質は、そのまま酒質の骨格を形成します。
どれほど高度な蒸溜技術や熟成環境が整っていても、出発点である大麦の質が酒の方向性を左右することに変わりはありません。

大麦の産地は?

ウイスキーやビールに使われる二条大麦は、主に冷涼で乾燥した気候の地域で栽培されています。
品質の安定やでんぷん含有量の高さが求められるため、気候条件は非常に重要です。
■ スコットランド
ウイスキー大国として知られる地域。
冷涼な気候と長い日照時間が良質な大麦を育てます。蒸溜所が自国産大麦を使用する例も増えています。
■ アイルランド
温暖で湿度のある気候。
アイリッシュウイスキーやビール用として伝統的に大麦栽培が盛んです。
■ 日本(北海道)
国内最大の大麦産地。
寒暖差があり、酒造用に適した二条大麦の栽培が行われています。特に北海道産は品質が安定していることで知られます。
■ カナダ
広大な農地と乾燥した気候により、高品質な麦芽用大麦を大量生産しています。世界的な輸出国の一つです。
ウイスキーは蒸溜酒であるため、ワインほど「テロワール(風土)」が前面に出るわけではありません。
しかし近年では“シングルエステート(単一農園産)”という概念も注目され、原料大麦の産地を明確にする蒸溜所も増えています。

ビールの麦とウイスキーの麦の違い

「ビールも大麦を使うのでは?」
この疑問は非常に自然なものです。
実際、ビールも主に二条大麦を原料としています。
しかし両者の違いは、求める風味の方向性と製法の設計思想にあります。
ビールは、ホップの香り、麦芽の甘味、そして炭酸の爽快感が織りなす調和を楽しむ飲み物です。
一方ウイスキーは、蒸溜によってアルコールを凝縮させ、その後、長い熟成の時間をかけて香味を育むお酒です。
そのためウイスキー用の麦芽には、次のような性質が求められます。
・酵素力が安定していること
・雑味の原因となる成分が少ないこと
・蒸溜後に繊細な香りを引き出せること
同じ「大麦」であっても、目指す酒質によって求められる資質は微妙に異なるのです。

ビール用ホップの産地は?

ホップもまた、特定の緯度帯(北緯35~55度付近)で良質なものが育ちます。
主なホップ産地
ドイツ(ハラタウ地方)
チェコ
アメリカ(ワシントン州ヤキマバレー)
日本(岩手・長野など)
特にドイツとチェコは伝統的産地として有名で、アメリカは近年クラフトビール文化の発展とともに存在感を高めています。

二条大麦とは

二条大麦の特徴を整理すると、次の通りです。
・穂に実が二列に並ぶ
・粒が大きく、でんぷんが豊富
・発芽させることで糖化酵素を多く生み出す
・ビールやウイスキーに適している
酒造用として理想的なバランスを備えていることから、世界中の蒸溜所やブルワリーで広く使用されています。

なぜ「発芽」させるの?

大麦は、そのままではアルコールを生みません。
そこで行われるのが「製麦(モルティング)」という工程です。
大麦を
水に浸す → 発芽させる → 乾燥させる
この工程を経ることで「麦芽(モルト)」となります。
発芽の過程で生まれる酵素が、でんぷんを糖へと変換する力を持つのです。
その糖を酵母がアルコールへと変えることで、酒造りが可能になります。
ウイスキーにおける麦芽は、単なる原料ではありません。
発酵を可能にする“鍵”であり、酒造りの起点そのものといえる存在です。
そして、大麦麦芽を100%使用したウイスキーを「シングルモルト」と呼びます。
その名の通り、原料の純粋性が個性となって現れるスタイルです。

ではビールの「ホップ」とは何か

ビールを語るうえで欠かせない存在が、ホップです。
麦芽が“骨格”を形づくる原料だとすれば、ホップは“輪郭と香り”を与える存在といえるでしょう。
ホップとは、アサ科のつる性植物の花(正確には「毬花(きゅうか)」)を乾燥させたものです。
ビールのホップ

ビールのホップ


松ぼっくりのような形状をしており、その内部に含まれる黄色い粒状成分「ルプリン」に、ビールの個性を決定づける要素が凝縮されています。

ホップの3つの役割

① 苦味を与える
ホップに含まれる「α酸(アルファ酸)」は、煮沸されることでビール特有の心地よい苦味へと変化します。
この苦味が、麦芽の甘味を引き締め、味わいにバランスを生みます。
② 香りを与える
柑橘、花、ハーブ、スパイス、トロピカルフルーツ――
ホップの品種によって香りは実に多彩です。
近年人気のクラフトビールでは、この“香り”を前面に押し出したスタイルも多く見られます。
③ 保存性を高める
ホップには抗菌作用があり、ビールの品質を安定させる働きがあります。
中世ヨーロッパでホップが広く使われるようになった理由の一つも、この保存性でした。

ホップはいつから使われている?

古代のビールにはホップは使われていませんでした。
広く定着したのは中世ヨーロッパ以降で、現在のビールの定義にも欠かせない存在となっています。
日本では、酒税法上の「ビール」の原料として麦芽・ホップ・水が基本とされています。

ウイスキーとの違い

ここで視点を戻してみましょう。
・ビール → 麦芽+ホップ(香りと苦味を付与)
・ウイスキー → 麦芽を糖化し、蒸溜・熟成(ホップは使用しない)
ホップはビール特有の個性を形づくる植物であり、ウイスキーには登場しません。
ビールの爽やかな苦味や華やかな香りは、まさにホップの賜物なのです。
そしてウイスキーは、大麦そのもののポテンシャルを蒸溜と熟成で昇華させる酒といえるでしょう。

今夜は、神戸三ノ宮の BAR IT`S(バーイッツ) より、少し原点に立ち返ったお話をさせていただきました。
ウイスキーの中心となる穀物は「大麦」。
とりわけ酒造りに適した「二条大麦」が、蒸溜酒としての骨格を形づくります。
そのでんぷんを糖へと変える“製麦(モルティング)”という工程があり、そこから発酵、蒸溜、そして熟成へと続いていく――。
一方で、ビールにも同じ二条大麦が使われますが、そこに「ホップ」という存在が加わります。
苦味、香り、保存性。
ホップが与える個性が、ビールというお酒を完成させます。

ビールは「麦芽+ホップ」。
ウイスキーは「麦芽を蒸溜し、熟成させる」。
同じ大麦から生まれながら、まったく異なる表情を見せる二つのお酒。
原料を知ることで、グラスの中の一杯はより立体的に、より奥深く感じられるはずです。
今夜、もしグラスを傾けられるなら、その一滴がどこから始まったのか――
黄金色の麦畑に、少しだけ思いを巡らせてみてはいかがでしょうか。

神戸三ノ宮 BAR IT`S(バーイッツ)はBAR初心者の方も、通いなれた方も、男性も女性も、お一人で静かに過ごしたい夜も、大切な人と語らいたい時間も、気心知れた仲間と笑い合うひとときも、すべてのシーンに寄り添える神戸三宮のバーです。
今夜も静かに、皆さまのお越しをお待ちしております。

ジャパニーズウイスキーについての記事は
 こちらをクリックしてください。
マッカランについての記事は
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フロム・ザ・バレルについての記事は
 こちらをクリックしてください。

森田恭通氏デザインの落ち着いた雰囲気の神戸のBAR IT`S(バーイッツ)
カウンター10席/テーブル4名様席×3
●ドリンク ¥700〜
●ウイスキー ¥700〜
●カクテル ¥800〜
●フレッシュフルーツカクテル ¥1000〜
店舗情報
神戸市中央区下山手通2-12-20-5F
三宮駅、元町駅より徒歩7分
ドンキホーテから北側へ徒歩1分
078-321-1177
19:00〜3:00(最終入店時間2:00)
年中無休

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©️MAGNET INC.

三宮バー

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今週月曜日のお花です

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●ウイスキー ¥700〜
●カクテル ¥800〜
●フレッシュフルーツカクテル ¥1000〜

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●兵庫県神戸市中央区下山手通2丁目12−20
 セゾンコート 5F
●三宮駅、元町駅より徒歩7分
●ドンキホーテから北側へ徒歩1分
●078-321-1177
●19:00〜3:00(最終入店時間2:00)
●年中無休

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アイリッシュウイスキーBushmills(ブッシュミルズ)について

今日は神戸のBAR IT`S(バーイッツ)が世界最古の蒸留所、北アイルランドのアントリム州ブッシュミルズにあるアイリッシュウイスキー「Bushmills(ブッシュミルズ)」をご紹介させて頂きます。

神戸・三宮エリアは洗練されたBAR文化が根付く街。
そんな三宮のBARでぜひ味わっていただきたいのが、世界5大ウイスキーのなかでも、スコッチウイスキーと起源を争うほどの歴史を誇る、エメラルドアイランド(緑の島)とも呼ばれる自然豊かなアイルランドのアイリッシュウイスキーを代表する銘柄「Bushmills(ブッシュミルズ)」です。

世界5大ウイスキーとは

スコッチウイスキー(スコットランド)
アイリッシュウイスキー(アイルランド)
アメリカンウイスキー(アメリカ)
カナディアンウイスキー(カナダ)
ジャパニーズウイスキー(日本)

ウイスキーの原点ブッシュミルズの歩み

1608年から400年の歴史がある世界最古の「ブッシュミルズ蒸留所」

Bushmills(ブッシュミルズ)はひとつの村なのですが「村がなければウイスキーはなく、ウイスキーがなければ村はない」が、ブッシュミルズで働く人たちの合言葉だそうです。
1608年ごろの日本は徳川幕府が成立した年くらいとお伝えすれば歴史を感じやすいかなと思います。

麦芽税
アイリッシュウイスキー全盛期であった18世紀から19世紀頃1850年代にアイルランドで「麦芽税」が導入されました。
多くの蒸留所は税金を払なくてもいいように、麦芽に代えて未発芽大麦を使用するようになりました。
しかし、ブッシュミルズ蒸溜所はアイリッシュ伝統のモルト(大麦麦芽)ウイスキーにこだわり続けました。

火災
1885年、ブッシュミルズ蒸留所は火災で全焼しています。
しかしブッシュミルズ蒸留所はすぐに再建され、高騰するアメリカの需要に応えてフル生産体制に戻りました。
再建にあたっては、スコットランドの測量技師チャールズ・ドイグに設計が委ねられました。ドイグはスコットランド各地で数多くの蒸溜所の設計を手がけたことで知られ、その数は正確には不明ながら、100か所以上にのぼるとも言われています。
彼の設計でとりわけ印象的なのが、麦芽乾燥に用いられる「キルン」と呼ばれる塔です。独特の形状を持つこのキルンは、ドイグ建築の象徴的存在となりました。その影響により、ブッシュミルズ蒸溜所の敷地内にもスコットランド様式のキルンが設けられています。

1889年のパリ万博。
ブッシュミルズは出展されたウイスキーのなかで唯一「金賞」を獲得。
これを機に世界的な人気を博すようになりました。

禁酒法の終了
1933年、アメリカの禁酒法が廃止されると、ブッシュミルズはアイルランドの港からシカゴへ向け、アイリッシュウイスキー史上最大の荷量で出航したと伝えられています。

有名ブランドとして映画や広告に
1950年代、ブッシュミルズはの名声は高まり、名作映画や印象的な広告キャンペーンに登場し、大衆文化に定着するようになりました。

ブッシュミルズ 400周年記念
2008年、ブッシュミルズは創業より400年を迎えました。
この偉業はアイルランド銀行にも認められ、紙幣にブッシュミルズの文字が印刷されるようになりました。
現在もブッシュミルズはアイルランドの人々に親しまれています。
紙幣がメルカリで売っておりポチってしまいそうになりました。
ブッシュミルズ紙幣

世界最古の蒸留所

多くのウイスキー愛好家が「聖地」と仰ぐ場所が、北アイルランドにあります。
それが「オールド・ブッシュミルズ蒸留所」です。
1608年に当時の国王ジェームズ1世から蒸留免許を与えられた、現存する世界最古の蒸留所として知られています。

アイルランドの厳しい歴史の中でも、伝統的な製法を守り抜き、今日のアイリッシュウイスキーの復興を支えてきたパイオニア的存在です。
アイリッシュウイスキーの伝統である3回蒸留と、モルトへのこだわりが詰まったその味わいが特徴です。
ウイスキー初心者から愛好家まで安定した人気があるウイスキーです。
BARレモンハートの中では「過去を話したくなるウイスキー」として紹介されていましたね。

2. ブッシュミルズの味わいを決める「6つのこだわり」

なぜブッシュミルズは、これほどまでに多くのウイスキーファンを魅了するのでしょうか。その秘密は独自の製法にあります。
① 伝統の「3回蒸留」が生むスムースな口当たり
スコッチウイスキーの多くが2回蒸留であるのに対し、ブッシュミルズは細長いネックを備えた小型の銅製ポットスチルを10基(ウォッシュスチル4基、スピリットスチル6基)使用し、アイリッシュウイスキー伝統の三回蒸溜を実施しています。
この工程によって、雑味の少ない軽やかな原酒が生み出されます。
蒸溜を重ねるごとに液体はより純度を増し、香りは豊かに、アルコール度数も高まっていきます。一般的に、1回目で約25%、2回目で約70%、3回目には約80%にまで達します。

また、蒸溜の過程では最初に出てくる「ヘッド」と最後の「テール」を切り分け、最も品質に優れた中心部分「ハート」のみを採用します。
これにより、雑味が取り除かれ、驚くほどクリーンでスムースな味わいに仕上がります。

② ノンピートモルトへのこだわり
ピート(泥炭)を焚かないことで、麦本来の甘みとフルーティーな香りを最大限に引き出しています。
ウイスキー<特有の「スモーキーさ」が苦手な方にもおすすめしやすい理由です。
特にBLACK BUSHは一口飲んだ後、ふっと洋梨のような後味を感じることができるので、ちょっと疲れている時やウイスキー初心者の方におすすめです。

③ 100%麦芽(モルト)への誇り
アイリッシュウイスキーの主流が「シングルポットスチル」へと移行する中でも、ブッシュミルズは「モルトウイスキー」にこだわり続けてきました。
その芯の通ったスタイルが、気品ある芳醇な香りを生んでいます。

④樽へのこだわり
ブッシュミルズ蒸溜所では、熟成に用いる樽の種類にも強いこだわりがあります。アメリカンオークのバーボン樽をはじめ、シェリー樽、ポートワイン樽、マディラワイン樽、ラム樽など、多彩で上質な樽を使い分けることで、原酒に複層的な個性を与えています。
それぞれの樽は、ウイスキーの風味に明確な違いをもたらします。
たとえばバーボン樽は、バニラやキャラメルを思わせる甘やかなニュアンスをもたらし、シェリー樽はドライフルーツやナッツのような濃厚で奥行きのある香味を付与します。
樽の違いが、そのまま味わいの違いとして表れるのです。
とりわけシェリー樽については、スペイン・ヘレスの名門生産者から毎年調達しています。
マスターブレンダー自らが南スペインのヘレスを訪れ、厳選した樽のみを選び抜きます。
こうして選ばれた樽で熟成させることが、ブッシュミルズの品質を支える重要な工程となっています。

さらに蒸溜所には、マルサラワイン、コニャック、モスカテル、カルバドス、マラガワインなどに由来する樽も保管されており、そのコレクションは実に多彩です。
また、樽の選定や補修を担うクーパー(樽職人)の存在も欠かせません。
かつてアイルランド全土には約6,000人のクーパーがいたと伝えられていますが、現在ではその数は大きく減少しています。
そうした中、ブッシュミルズには4世代、約140年にわたり樽づくりに携わってきたケイン家がいます。一族は代々この蒸溜所と歩みをともにし、その技と誇りを受け継いでいます。

⑤「grain to glass」のウイスキーづくり
「grain to glass」とは蒸溜所に由来する地域の原料を使用し、製造の最終段階まで一貫して管理する製造スタイルのこと。ブッシュミルズ蒸溜所原料である穀物処理からボトリングまでの全工程を蒸溜所で一貫して行うことで、常に安定した品質のウイスキーの提供を可能にしています。

⑥仕込水は、清冽な水が湧き出るブッシュ川から
蒸溜所のほど近くを流れるブッシュ川。ブッシュミルズではその水源である「セント・コロンブの小川」から直接、蒸溜所内に水を引き入れ、仕込水として使用しています。

3. おすすめのブッシュミルズのラインナップ

ブッシュミルズ(白ラベル)
特徴:軽やかでフルーティー
おすすめの飲み方:ハイボール

ブラックブッシュ
特徴:シェリー樽熟成の深いコク
おすすめの飲み方:ロック・ストレート

特徴:10年 シングルモルト
ハチミツのような甘み
おすすめの飲み方:ストレート
出典:アサヒビール様

自宅やBARで。ウイスキーをより深く楽しむために

ブッシュミルズは、そのスムースさゆえにどんな飲み方でも崩れない懐の深さがあります。
初めての方は、ぜひ<ウイスキー本来の香りが開く「トワイスアップ(水と1:1)」から試してみてください。

今夜は神戸のBAR IT`S(バーイッツ)でブッシュミルズを一杯いかがですか?

歴史、製法、そして情熱。そのすべてが凝縮されたウイスキー、ブッシュミルズ。
ブッシュミルズ蒸溜所が、アイリッシュウイスキーを代表する存在であることは疑いようがありません。
しかし当然ながら、その魅力はブッシュミルズだけにとどまるものではありません。
もしブッシュミルズをきっかけにアイリッシュウイスキーの奥深さに触れたなら、ぜひ他の銘柄にも目を向けてみてください。

なかでもおすすめしたいのが、衰退期のアイリッシュウイスキー業界をブッシュミルズとともに支えてきたミドルトン蒸溜所の代表ブランド、ジェムソンです。
出荷量ではブッシュミルズを上回り、アイリッシュウイスキー全体の約7割を占めるともいわれる、世界的な人気銘柄です。
神戸のBAR IT`Sでは、ブッシュミルズの中でもコクのある味わいが魅力のBLACK BUSHを常備しています。
さらに、タラモアデュー、バスカー、カネマラ、プロパーナンバートゥエルブなど、多彩なアイリッシュウイスキーを取り揃えています。
それぞれに個性があり、香りや味わいの違いを楽しめるのがアイリッシュウイスキーの醍醐味です。ぜひ飲み比べをしながら、お気に入りの一本を見つけてみてはいかがでしょうか。
皆さんのご来店をお待ちしております。

ブッシュミルズについてより詳しい情報は
こちらから

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