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カテゴリー別アーカイブ: バーテンダーのカクテルBOOK

金柑を使ったフルーツカクテルについて

今日は神戸のBAR IT`S(バーイッツ)が冬から春にぴったりな、金柑を使ったフルーツカクテルの魅力についてご紹介させて頂きます。
kinkan

冬の果実として人気の高い金柑(キンカン)は、バーでも注目のフルーツカクテル素材。小さな見た目とは裏腹に、甘みと酸味が絶妙なバランスで、カクテルにすると香りの広がりが格別です。

私が初めて金柑という果物に出会ったのは、今からおよそ10年ほど前のことでした。
他店のバーで供された一杯のフルーツカクテルに添えられていたのが、宮崎県産の「きんかんたまたま」でした。
その小さくも香り豊かな果実は、当時の私にとって非常に印象深いものであり、以来BAR IT’S(バーイッツ)でも冬から春にかけてのフルーツカクテルとして金柑を取り扱うようになりました。

一般に流通する金柑の規格は直径2.8cm未満のものとされており、いわば日常の果実です。
一方、「きんかんたまたま」と称されるブランド品は、完熟かつ2.8cm以上という明確な規定を満たすもののみがその名を冠することを許されており、さらに糖度は16度以上と、非常に高い品質基準が設けられています。
近年では、「きんかんたまたまエクセレント」と呼ばれるさらに厳格な規格も登場しており、こちらは3.2cm以上のサイズに加え、糖度18度以上という条件を満たすものにのみ付与される特別な称号のような存在です。
残念ながら、私はまだこの「エクセレント」との出会いには恵まれておらず、いつかその美味を確かめてみたいという思いを胸に秘めております。
もしその機会が訪れた暁には、ぜひBAR IT’S(バーイッツ)でも仕入れ、皆さまにもそのフルーツカクテルの魅力を味わっていただきたいと考えております。
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金柑の由来と歴史

金柑は中国南部が原産と言われており、古くから東アジアで愛されてきた柑橘類です。
英語名 kumquat の語源は広東語で「黄金の橙(オレンジ)」を意味し、その名の通り鮮やかな黄金色の果実は縁起物としても親しまれてきました。
西洋へ伝わったのは19世紀頃で、イギリスの植物学者によってヨーロッパに紹介され、現在では地中海沿岸でも栽培されるようになっているようです。
古くから咳止めや喉の痛みを和らげる生薬としても使われてきた金柑。日本ではきんかんのど飴等で有名ですね。
金柑は皮ごと食べられる数少ない柑橘で、甘い皮と少し酸味のある果肉が特徴でこのユニークな味わいが、フルーツカクテルとしても抜群の相性を生み出します。

金柑に秘められた栄養の力

きんかんは喉にいいだけではなく、実は身体に嬉しい栄養がぎっしり詰まっているフルーツです。
⚫︎ビタミンを“まるごと”摂れるフルーツ
金柑の最大の特徴は、「皮ごと食べられる」こと。
そのおかげで、通常の柑橘では捨てられがちな果皮に含まれる栄養素もしっかりと摂取できるのです。
とくに豊富なのが ビタミンCです。
果肉よりも果皮に多く含まれており、免疫力アップや美肌効果が期待できます。
さらにビタミンEやβ-クリプトキサンチンといった抗酸化成分も豊富で、体内の老化や生活習慣病の予防にも一役買ってくれる女性に嬉しいことがたくさん詰まったフルーツですので、風邪やインフルエンザが流行るこの季節におすすめのフルーツカクテルとなります。

⚫︎体を整える“やさしい力”を備えたフルーツ
整腸作用のある食物繊維(ペクチン)や、毛細血管を強くする働きがあるとされるヘスペリジン(ビタミンP)も含まれており、冷え性や高血圧の対策にも効果があるとされています。
健康を気遣う人が増える中で、こうした機能性を持つフルーツを使ったフルーツカクテルは、お客様にとって「美味しいだけじゃない一杯」を提供できる魅力的なアプローチとなります。

BAR IT’S(バーイッツ)おすすめの金柑フルーツカクテル

金柑ジントニック
バーで定番のジントニックに旬のフルーツ金柑を合わせた一杯です。
金柑の皮の芳香がジンのボタニカルと調和し、爽やかで奥深い味わいを楽しめます。
皮のオイルと果汁を丁寧に抽出することで、香り高いエレガントなフルーツカクテルに仕上げています。
そして、飲み終えた後には金柑をまるごと口に含み、グラスの余韻を果実そのものへと引き継ぎ、最後までお楽しみ下さい。
ノンアルコールカクテルとしてもお楽しみ頂けますのでお酒が苦手な方もお気軽にご注文ください。
見た目の美しさだけでなく、こうした栄養価の背景を知っていただけると、グラスの中の一粒に込めた意味がより深く伝わるのではないかと思います。

余談ですが、ジントニックに使われる「トニック(Tonic)」という言葉には、英語で「元気づける」「活力を与える」といった意味があります。
そして、ジンそのものも17世紀のオランダで“薬用酒”として生まれた背景を持ちます。
その主要な香味成分であるジュニパーベリー(杜松の実)には、利尿作用や消化促進といった薬効があるとされ、当時は体調を整えるための処方酒として飲まれていたのです。
栄養価の高い金柑と、薬効を起源に持つジン。そこに「元気づける」という意味を持つトニックを加えた金柑ジントニックは、まさに身体も心も温まる冬の一杯。
寒さの厳しい季節をやさしく乗り越えられそうな、そんな力を秘めています。

余談ですが、キリンビール株式会社主催のたまたまカクテルコンテストというカクテルコンテストも開催されているみたいですね。
くわしくはこちら

森田恭通氏デザインの落ち着いた雰囲気の神戸のBAR IT`S(バーイッツ)
カウンター10席/テーブル4名様席×3
●ドリンク ¥700〜
●ウイスキー ¥700〜
●カクテル ¥800〜
●フレッシュフルーツカクテル ¥1000〜

店舗情報
神戸市中央区下山手通2-12-20-5F
三宮駅、元町駅より徒歩7分
ドンキホーテから北側へ徒歩1分
078-321-1177
19:00〜3:00(最終入店時間2:00)
年中無休

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コスモポリタンについて

今日は神戸のBAR IT’S(バーイッツ)がクラッシックカクテルに分類される有名なカクテルの一つ「コスモポリタン」をご紹介させて頂きます。

コスモポリタンとは

コスモポリタンは「コンテンポラリー・クラシック(現代クラシック)」という分類に位置づけられることが多いカクテルです。

「クラシック・カクテル」というのは、19世紀末〜20世紀初頭に生まれ、今なお世界中のバーで提供されている伝統的なカクテルのことで、代表例には以下のようなものがあります。
マティーニ(Martini)
マンハッタン(Manhattan)
オールド・ファッションド(Old Fashioned)
ネグローニ(Negroni)
ダイキリ(Daiquiri)
これらは100年以上の歴史があるものが多く、IBA(国際バーテンダー協会)の「The Unforgettables(忘れがたき名作)」カテゴリに分類されるそうです。

「コスモポリタン(Cosmopolitan)」と聞いて、アメリカの人気ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ(Sex and the City)』を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
サラ・ジェシカ・パーカー演じるキャリー・ブラッドショーが、愛を探しながら通ったニューヨーク・マンハッタンの高級バーで愛飲していたことが、コスモポリタンをファッショナブルな都会のアイコンへと押し上げました。

「コスモポリタン」の由来は?

名前の語源:は、ギリシャ語で「世界」を意味する kosmos と「市民」を意味する polites が組み合わさった言葉です。
「コスモポリタン」とは、「国際人」や「世界共通」という意味をもつ言葉で、港町神戸の街との相性はいいカクテルですね。
また、どこにも故郷をもたない「根なし草」という意味もあるようです。
アメリカでは「コズモ」と略されることも多いようです。
海外のBARでカクテルを注文して通じずジャヤパングリッシュだったということは多くあります。
日本で「コズモ」とオーダーしてみるのも面白いかもしれませんね。

「コスモポリタン」ってどんなカクテル?

アメリカなどでよく飲まれている、ウォッカベースのカクテルで、ピンクやレッドといった美しく可愛い色彩が特徴です。
鮮やかな色合いは、クランベリージュースによるもので、品のある甘みと、クランベリーとライム果汁のさわやかな酸味が魅力的なカクテルです。

気になる度数は?

「コスモポリタン」のアルコールの濃度は、16度くらいと少し高めです。
日本で発売されているビールがだいたい4度から5.5度くらいなので、その3倍から4倍くらいのアルコール濃度ということになります。
とてもフルーティなカクテルなので、すっきりと飲めてしまうのも魅力の一つです。
飲みやすいので、飲み過ぎにはご注意ください。

コスモポリタンのレシピ

コスモポリタンは、ウォッカベースの酸味と甘みのバランスが絶妙なカクテルで、ギムレット系に分類されます。
神戸のBAR IT’S(バーイッツ)のオリジナルレシピとは違いますが、以下が代表的なレシピです。
ウォッカ:45ml
クランベリージュース:15ml
コアントロー(オレンジリキュール):15ml
ライムジュース:10ml
ライムやオレンジの皮でガーニッシュ(飾り)

コスモポリタンの作り方

すべての材料をシェイカーでよく混ぜ、冷やしたカクテルグラスに注げば完成。
女性だけでなく、洗練された大人の男性にも人気のカクテルです。
ご注文時このブログを見たとお伝え頂けるとコスモポリタンにぴったりなフルーツをご提供いたします。
是非お試しください。

また、当店神戸のBAR IT`S(バーイッツ)を設計した、森田恭通さん率いるGLAMOROUS co.,ltd.とECN CONSULTINGが、大阪のスカイラインが望める「THE COSMOPOLITAN(ザ・コスモポリタン )」という緑豊かなランドスケープガーデンを眺めながら、エレガントな雰囲気の中でお食事を堪能できるレストランを手掛けているそうです。
レセプション入口には、アーティスト小澤雅志氏の巨大な絵画作品「THE COSMOPOLITAN LADY」が飾られ、お客様を魅惑の世界へといざない、36席を有するBARでは、天井より幾本も吊り下げられた繊細な真鍮管ライトが空間を演出しているようです。
神戸のBAR IT`S(バーイッツ)もその一つですが、森田恭通さんの設計するBARは、共通して照明や鏡の扱い方が繊細で素晴らしいなと思います。

「コスモポリタン」を語るときは、ひとつの答えを指すのではなく、「その時代・地域のカクテル文化の流れ」として捉えるのが最も実態に近いでしょう。
単一の「発明者」によって生まれたわけではなく、1970年代のミネアポリス、1980年代のマイアミ、1980年代後半のニューヨークなど、複数地域・複数のバーテンダーによる試行錯誤、進化を経て、今のカクテルとなった可能性が高いカクテルです。

名前や色合い、味わい、提供されるシーンすべてが混ざり合い「都会」「洗練」「国際性」というアイデンティティと結びつき、1990年代後半に大衆文化に取り込まれたことで、一気に世界的な知名度を得ました。
「コスモポリタン」を色んなお店でオーダーするときは、ひとつの答えを求めるのではなく、「そのBAR・そのバーテンダー・地域のカクテル文化の流れ」などを愉しみながら飲むことも一つのコンセンサスといえるのではないでしょうか。

森田恭通氏デザインの落ち着いた雰囲気の神戸のBAR IT`S(バーイッツ)
カウンター10席/テーブル4名様席×3
●ドリンク ¥700〜
●ウイスキー ¥700〜
●カクテル ¥800〜
●フレッシュフルーツカクテル ¥1000〜

店舗情報
神戸市中央区下山手通2-12-20-5F
三宮駅、元町駅より徒歩7分
ドンキホーテから北側へ徒歩1分
078-321-1177
19:00〜3:00(最終入店時間2:00)
年中無休

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